普段一般の方々にとっては、余り気にすることない私たちの小さな部品。
その部品によって、最終的には世の中が少しでも良い方向へ変革していく、そんな社会貢献をつづけていける企業でいる事が何よりも大切だと考えます。

よく「当社は技術があります」とか「技術の○○です」という売り文句やキャッチコピーを耳にしますが、私はこれらの言葉に少々違和感を覚えます。
本来「技術」とは飽く迄も新しい製品やより良いサービスを産み出すための手段であって目的では有りません。大事なことは、当社のテクノロジーを用いてどの様な間題を解決したのか、という事であって『技術』自体が主役になるようなものでは無いはずです。

だからこそ当社において『技術』とは、常に革新していくべく、終わりない進化/深化が求められるものとして共有されています。そして私たちは大切なお客様に必要とされるべきサービスの質を高めていかなければいけません。プロダクトもそのきっかけに過ぎないと考えています。
私たちは、人の命にかかわる部品群の使われ方を深く知り、絶対の品質を担保すること、それこそが使命であり、本質なのだと解釈しています。

当社にとって一番恐ろしい事は”100 年の歴史”だとか“世界唯一の技術“等という聞こえの良い技術論に自己陶酔してしまう事に他なりません。
これからも真剣に価値ある仕事を積み重ね、やがては一般の皆様にも『存続価値のある企業』として認識して頂けるよう、一歩一歩、研鑽の歴史を積み重ねていきたいと思います。

代表取締役社長長島賢